抱き合っていたら… ――ガラッ…。 「亜果梨…先生…」 お母さんが入って来た。 びっくりしているみたいだった。 しばらく…沈黙が続き… お母さんが沈黙を破り… 「先生…事情はわかりました。亜果梨をよろしくお願いします。」 お母さんは全部さとったのか…交際を認めてくれた。 「ありがとうございます。亜果梨さんのこと、大切にします。」 「お母さん…ありがとう!」 あたしと先生はお母さんにありがとうっていい…お母さんはニコッと笑った。