薫はごくりと唾をのんだ。

こんなにも願っていた本当の友達を作ってくれるのだろうか?

迷ったあげく、体験だけ、受けようと思った薫はクシャクシャになったチラシを丁寧に畳みカバンの中にしまった。




半信半疑だったが、
なぜか興奮は収まらなかった。