「三人とも、雷鳥の動きを調べたか?」 当麻が言葉を発した。 その瞬間、雰囲気が急に重くなった気がした。 大事な話の気がする。 「私は、下に行くわね。」 ここにいてはいけない気がして、一階の方に向かった。 誰も私を止めなかった。 やっぱり、この話は大事な話なんだと悟った。 「紗綾アネキ、どうしたんっすか?」 「紗綾でいいわよ、亮太くん。」 亮太くんは、私が黒龍の中で幹部以外で一番仲がいい男の子。 私より、としはひとつしたで中学三年生らしい。 それなのに、私よりしっかりしている。