チラリ 翔・・・殴られた部分、大丈夫かしら。 私は、陽也さんに運ばれながらも、翔を見る。 私が庇ったとき、あの人力を弱めてくれたおかげで、少しだけ痛みは軽減された。 「腰、大丈夫か?」 陽也さんが私を軽々と、抱きかかえるので本当に驚いた。 お姫様だっこ・・・てやつだ。 「大丈夫ですよ・・・。 あの人、私見た瞬間に力ぬいてくれたんで。」 陽也さんは「そうか。」といった。 でも、陽也さんはなんで、翔が私を探しているのか、聞かないの?