「それ、陽也さん・・・。」 「知ってるわよ、直接言ったもの。」 う、そ。 そんなの、ウソ。 陽也さんは今まで、何一つ言わなかった。 「そうだ今度、 一緒にお父さんの墓参りに行きましょう。」 「あっ、うん。」 私は、焦りながらも返事を返した。 陽也さんは、なんで嘘をついてきたの?