誰、この人。
私に話しかけたのは、3人の男の人で見たこともない人だった。
「今は、ね。
でも、友達と今日来たの。」
私はそう言って、お財布から三百円を取り出してお店に行こうとした。
「なに、なんか食べたいの?
奢るよ、俺金持ちだから。」
「・・・・・・・・。」
金持ちアピールだなんて、低俗ね。
こんなやつと話す時間がもったいない、返事なんてする必要ないわね。
私は、無視してお店の方に向かう。
「ちょっと、待ってよ。
遊ぼうよね。」
めんどくさいわね。
「・・・・・。」
私は変わらず、無視してお店に進もうとした。

