スノードロップ

「じゃあ行くか。」

「はい。さようなら。」

私は本の続きを読もうとしたら、
本を取られた。

「さようならじゃないだろ。
次、野村のクラスで家庭科。
本は授業出るまで没収なー。」

スタスタと図書室を出て
行った海澤を見て面倒くさかった
からそのまま寝ようとした。

けど、時間がたっても
あの本がどーしても読みたくて
たまらなかったので教室に行った。


ガラッ

ドアを開けると皆様こちらを
向いて驚いてる様子。
まぁそーですよねー。
遅刻・早退・サボりが
当たり前ですもん。

だけど海澤だけはやっと来た
という顔をしている。

私は皆様の視線を無視して
自分の席に着く。

「じゃあこのページを
野村読んでくれ。」

は?今座ったばっかじゃん。
面倒くさ。

隣で半寝のるかに
教科書を貸してもらい
読み始める。




「ありがとな。
じゃあ今日はここで終わりー。」

最近の教科書は字が小さい。
まぁ読めるけど。

てか、本返してもらってないし。
海澤の周りには
もう女子群がってるじゃん。
……今日は諦めよう…。