スノードロップ

私は虐待されている。
だけどこの母から逃げるつもり
とかはないんだ。
だって私が居ないと母は…。

「はっ!?
こんなお金貯めて私から
逃げようって考えなんでしょ!?」


30万はある札束を母は
部屋の中に撒き散らした。

私は必死に違うと言おうと
するが今日の母は私に
話すことすら与えず蹴り続ける。


お腹の痛みとクラクラする頭。
視界に入る撒き散らされたお札。
ムシャクシャしている母の声。


今日はいつも以上に荒れている。
どうしよう。
このままだと、身体が痛くて
学校に行けない。

顔を少し上げて母に
目で訴えるとチッといいながら
タバコをつけた。