スノードロップ

私の家と海澤の家は
意外と近かった。

電車乗って次の駅で
降りられた。

学校からも近いから、
遅刻しても少し余裕なのか。

そう海澤のことを考えていたら、
もう家の近くまで来ていた。

急いで家に行きドアを開けると、
母が待ち構えていた。

いきなり母が私の手首をもち
勢いよくドアを閉め鍵をかけて
私を床に押し倒した。

ドンッという鈍い音が
部屋の中に響く。

倒れている私に思いっきり
蹴りを入れた母。

「何このお金。あんたの?」

母は私がバイトで貯めていた
お金を目の前に持ってきた。

「バイトで貯めたお金。」

そう言った瞬間母は
また私を蹴った。