スノードロップ

顔が近い。

やっぱりこの人の顔は綺麗だ。

細長い眉毛。
二重な細目。
長いまつ毛。
赤くて薄い唇。
男の人の平均的な肌の色。

あぁ。吸い込まれていく。

「あぁ。そーか。
腰とか痛くないか?」

私は服の裾を離して、
首を横に振った。

「そーか。
ソファで寝てたから
ここまで連れてきたんだが、
起こしたな。悪い。」

私の頭を優しく撫でる
海澤の手。
あっやっぱりさっきの
ぬくもりの主は海澤だ。

「あっありがとうごさいます。
てか、海澤は寝ないんですか?
私ソファで寝ますけど…。」

こんな大きいベットで
寝るのもなれない。
あの私の体が入るぐらいの
ソファが1番安心する。