スノードロップ

それだけ言って凄く、
早く走った。

こうゆう時、自分の家が
学校から近くていいなぁ。

そんなことを思っていたら、
もう家についていた。

「…ただいま。」

薄暗い部屋に私の声は響いた。

母が帰ってくるまで、あと40分。



すぐ荷物を準備して、家を出た。
…14時50分。
ギリギリか…。

アパートの階段を降りていると、
母が男の人と楽しげに登ってくる。

「こんにちわ〜。」

母は私のことを他人かのように、
挨拶してきた。

「…こんにちわ。」

ペコッと浅く頭をさげた。