「お母さんこの薬苦いからもうやだぁ…」 「だめ!飲みなさい!まったく…風邪完全には治ってないのに薄着で外出て!だからまた熱ぶり返すのよ」 「ぅ…」 「明日も学校行けそうにないか。外出るんじゃないよ」 「はぁい…」 まあ良かったかも。 孝介にも、細井さんにも、会いたくなかったから。 これで、数日は会わない理由が出来た。 そして私は、重い瞼を閉ざした。