その後…。
何とか2人を説得し先に行かせた。
何であんなに食いつくんだよ…あの2人…。
「やっと行ったな…。
紗菜出てきて良いぞ。」
そう言うと階段から美少女が降りて来た。
彼女は、二階堂 紗菜。
私の昔からの親友。
腐女子。
さっきまで隠れてた。いるとわかったら意地でもあの2人についてこられたと思う。
「行くまで何時間かかんのかと思った。
でも最後って脅しだよね?」
「何時間もかかったら学校に遅刻だ。
何のことだかさっぱりだな。ただ単に
『お前らの好きな奴学校中に広めるぞ』
って言っただけじゃないか。」
「行きながら話そ。
あの、2人にとっては、死活問題よ。
てか互いにばれるのが、死活問題よ。」