そして美南と廊下を歩いていると。



「心音のせいで視線が痛いんですけど!」



「なんで私のせいなの!!」



 失礼しちゃうよ、もぉ!



 ちょっと美南を睨むと美南は急いで誤解を解こうとしている。




「なんて言うの? 心音は有名人だからみんなが見てるから隣にいる私も視線が……ってね?」



 必死に頑張ってくれてるけど自分で何を言ってるか分からなくなってきたらしい美南。



 うろたえてるしそろそろ……。




「ふふっ。じょーだん♪ そんな慌てなくても大丈夫だよ」