「いいえ。明日は私いないからメールしてオフのこと知らせるから」



 あっ、明日は紗希さんいないんだ。



「りょーかいです! じゃあ……、お疲れ様でした」



「お疲れ様。おやすみー」



 紗希さんはそう言って、いつものように帰って行った。




 私はそんな紗希さんを見送ってから家に入った。