変わらずにわんわん泣き続けてたら いつの間にか声なんか出てなくて 泣きすぎて枯れたのか 次の日になれば戻ってるだろう そう思いながら寝た私は 次の日も声が出なかったことに違和感を覚えた。 学校も休んで早めの診断を受けに病院へ行ったんだ。 『ストレス性失声症』 医師の口からはそう伝えられた 知らずのうちにダメージを受けていたのかもしれないと言う医師を目の前に あんな事で声を失うなんて……って 悔しさの方が増した。