部屋の鍵だった。 「鍵…?」 あたしは涙をぬぐいながらカオルから鍵を受け取った。 「うん。俺の部屋の鍵だよ。…一緒に暮らそう?俺、もう希空の泣いてるとこ見たくないんだ…。だからずっと笑ってられるように、二人で頑張ろう?」 カオルはあたしの頭を撫でながら優しくあたしに笑いかけてくれていた。 あたしはいつまでカオルの優しさに甘えいてるんだろう… あたしはいつまでカオルやトモヤを利用しているんだろう… こんなのでいいの? あたし…――