一番星


ふざけながらカオルと二人でショッピングモールの中を歩いて、いろんな物を買ったりケーキを食べたりしていると、もう日は落ちて夜の7時を過ぎていた。

「希空?展望台…行こうか。」

「うん。」


展望台はカップルがたくさんいて、みんな周りのことなんか気にしないでイチャついていた。

ベンチに座って少し話ていたら急に、カオルが顔を近づけて、優しくあたしにキスをした。

「…対抗してみました(笑)」

「…何が?」

「周りのカップル…。」

「…変なカオル…。」

そういいながらカオルはあたしの頭を自分の肩に寄せた。

「希空…―??」

「…ん?」