意地悪な幼なじみ

「花音?ごめんな?」

私は、翔を無視した。

「無視すんなよ。」

キスされそうになった私は、とっさに

「やだっ、あの子とキスした口でキスしないでっ。」

「俺キスしてないよ?てか、花音以外ありえねーし。」

「嘘?じゃーなんで顔近かったの?」

「俺があいつに頼んだから、目つぶってって、んで、キスするふり花音に見せて、やきもちやいてほしかった。」

「じゃーなんで私のこと知らないって言ったの?」

「それは、俺のやきもち、花音が他の男と仲良くするから。しかも、俺の事指名してくんなかったし。」

それを聞いて安心したのか急に涙が出てきた、

「もぉ、泣かせるようなことしねーからだから、キスしてい?」

「うんっ。」

チュッ

「花音好きだよ俺以外の男と仲良くすんなよっ。」

翔が泣きそうになりながら抱きしめてきた、

「うんっ、翔以外すきになんないよ?翔も、他の女の子と仲良くしないでね??」

「俺は、花音以外ありえねーから。」