意地悪な幼なじみ

ったく、あいつらどこに居んだよ。
中庭を探してた時ベンチに花音とその先輩らしき男が座っていた、

「花音ちゃん?理由は聞かないけど、彼氏に泣かされたんでしょ??」

「彼氏なんていないよ。」

私は、翔に言われたことを根にもってそう答えた。

「なら、俺と付き合ってよ!
俺ならぜってー花音ちゃんの事泣かせねーよ??」

「花音っ!!」

「翔?どうして居るの?女の子と居たんじゃないの??」

「あいつなんかどーでもいいよ。」

「じゃーなんで、私の事知らないとか言ったの?私よりその子の方が好きなんでしょ??」

「ちがうっ。俺は、花音の事が好きなんだよ。おい、先輩なんだかしんねーけど、放送聞いてなかった??先輩でも容赦しねーって言ったよな?」

「お前が花音ちゃん泣かせるからじゃねーのかよ。」

そう言われてなにも答えれなかった、

「先輩は、なぐさめてくれてたの、
翔に言われたこと結構傷ついたっ。」