「お帰りなさいませ♪」

と顔を上げて見てみると、
怒ったような顔をした翔がたっていた、
そのまま、席に案内して

「ご注文はおきまりですか？？」

と訪ねると。

「長谷川花音１つ」

「あの、翔？私はメニューにはないよ？？」

「んなの知ってる。」

翔が答えた瞬間いきなり腕をつかまれて、だれもいない非常階段まで連れてこられた、

「翔？もしかして怒ってるの？？」

「あぁ。」

「どーして？？」

「お前がほかのやつに笑顔ふりまいてそんな格好で接客してっから」

「だって、メイド役なんだもん。しょーがないよ……」

「だよな、俺なにやってんだろ。べつにお前は俺の事なんか考えてなかったよな、もーいいわもどる、」

「ちょ、そんなこと言ってないっ翔！」

必死で呼び止めようとしたけど翔はそれを無視してもどっていった、
しばらく１人で泣いてから教室にもどると、休憩時間の途中だった、

「あっ！花音ちゃん！お帰り！まだ休憩時間中でしょ？私たちで店番してるから、他まわってきたら？？」

って、友達の由衣ちゃんに言われた、

「うんっ！ありがとう！行ってくる」

翔のことが気になって、翔のいるホストクラブに、入った。