学校にむかう途中、

「花音ってたしか、メイド喫茶だよな?」

「そーだよーメイド服きるんだっ♪」

「は?花音もメイド役すんの??
なんで言わなかったんだよ。」

「え?美空と翼くんが翔がどんな反応するか見てみたいから当日まで言うなって!」

「ったく、あいつら、覚えてろよ。」

「翔もホストクラブなんでしょ?」

「そーだけど?翼に聞いた??」

「うん。しかも人気No.1ホストって」

「なに?やきもち??」

「そーだったら??」

「キスする。」

「そーだよ?やきもちやいてる。」

「チュッ。あんま可愛ーこと言ってっとこのまま襲うよ??ほかのやつに花音のメイド姿見られたくねーし。」

「なに言ってんの??私がメイド服着ても可愛くもなんともないよ?今日あるメイド達の人気投票でわかると思うけど。」

「じゃーもし人気No.1だったら今週の土曜デートな?」

俺は花音が、人気No.1になるのがわかってて、わざと話をもちかけた、
だって、この学校に花音より可愛い女なんていなくね?みんな言ってるし、
彼女がいないやつらだけだけど。

「うん!じゃー人気No.1に頑張ってならないと♪」