彪駕を見送ったあと、私達も家をでた、

「ねぇ、翔??」

「ん??」

「一週間うちに泊まってくれないかなぁ??」

「あー。俺むり」

「え、なんで??」

泣きそうになりながら言うと、

「え、あ、ちょっ、泣くな!」

「翔が無理とか言うからぁー」

「だって、泊まりとか俺、理性ぶっ飛ぶかもしんねーじゃん。てか絶対ぶっ飛ぶから、そしたら前みたいに無理やり押し倒すかもしんねーし。」

「翔にならなにされてもいいよ?前はいきなりでこわかったけど、でも、もう大丈夫!!だから、泊まって?ダメかなぁ??」

「あーあ。そんな可愛いこと言われたら泊まんないといけなくなんじゃん」

「ありがとぅ♪チュッ」

「いまだから助かったな、それ家の中でやってたら、確実に襲ってた。」

あっという間に学校についた、
いつもどうり靴箱でばいばいして、教室に入ると

「花音ー♪おーはーよ」

「美空ー♪おはよー!」

「今日も朝からラブラブだねぇ。」

「そんなことないよー!!あっ!
翔が一週間うちに泊まることになった」

「えー?なんでー??」

「うちの親がさー、一週間旅行に行くとか言って今日いっちゃったの!で、彪駕は、友達の家に泊まるとか言って一週間私一人だから翔にお願いしたの。」

「えー。花音だけずるいよお泊まりでイチャイチャしてさ!」

「じゃー、翼くんと来ればいーじゃんか!」

「え?いいのー♪もー花音大好き!」

「でも、最後の1日だけね?私も翔と2人の時間ほしいし♪」

「はぁーぃ。じゃー、翼に伝えておくね♪あーたのしみだぁー!」