「おい花音、起きろーーー!!」

「んー……」

「起きねーと意地悪すっぞ?」

「はぃ…起きます」

「よろしい」

こうやって、毎朝、私を起こしにくる翔、翔とは、家が隣で幼なじみの関係
親どうしも仲がよくて月に一回は、
翔ファミリーと私の家族で一緒にご飯を食べる♪

「おい、なにボーッとしてんだよ」

「考え事してたのー!」

「ふーん、早く準備しねーと遅れるょー?」

「うわっ。やばぃー」

私は、翔をおいたまま二回に降りた