「俺もね、こーやってここの男の先輩に話しかけられて、安心したからさ、でも君にはびっくりさせちゃったかな…
俺は、まだこの高校に入学したわけじゃないからわからないことの方が多いけど」
と言い微笑んでくれた…
…
んん?!
入学してない?!
私は先輩だとばかり思っていたから
びっくりしすぎて
声が少し裏返りながらも
「ん?!えっと…何歳なんですか…?!」
と聞き返した。
そしたら彼は微笑みながら
「15歳!中3だよ」
って!!!嬉しすぎて!!
その嬉しさと同時に
楓が視界に入った
「楓!!」
思わず彼そっちのけで楓に駆け寄る
「真由!!!!ごめんね…携帯の充電切れてた…」
っと泣きそうな顔して言う。
そんな楓を見て微笑みながら
「楓が無事でよかった♪」
と言った。
そして辺りを見渡して
一緒に探してくれた彼を目で探す
けどいない…
あぁ…お礼も言えなかった…
と後悔してしょんぼりしていたら
楓が不思議そうな顔して
「なんかあったの?とりあえず、もう日も暮れちゃったし帰ろうか!」
そう言って楓に優しく手を引かれながら
校門に向かって歩く。
冷たくなった焼きそばを手に持って
ゆっくり校舎を後にする。
