もっともっと知りたくて



中学三年生、9月のはじめ

夏休み開けでもう受験ムード満載。

私にとってはすごく憂鬱な文化祭。

はじめて彼にあった。






その日は

真夏日で太陽が照りつけていた。




アスファルトから

ギラギラと反射する太陽の光。



暑苦しくて、

制服の長いスカートをパタパタしながら

歩く私。



それをみて楓が



「相変わらずおっさんですね」



と笑ながら隣を歩く。



そんな楓をみて私も頬が緩む。



ん?あぁ、、


なんで制服なんて着てるのかというと


受験する高校がまだ決まってなくて


探してる最中だから…



楓はもう高校決まって居て

推薦を受けているので

余裕綽々と歩いている。



「うああああ〜暑いよおおおお〜楓のばかあああ!脳みそ分けて〜!!」




私は高校が決まらない焦りと

その日の暑さに苛立ちながら歩く。




「一緒に探すから頑張ろ?ね?」



楓は優しく微笑んでくれた。


「頑張るか〜…」


私はため息交じりに言った。