「なつめー♪」
「おぉ、胡桃沢!どした?」
2人が話をしだすと
邪魔をしないように気を使ったのか
春さんは目の前にいた
クラスメイトらしき人たちに
声をかけてそこでワイワイしていた。
「ずっと思ってたんだけどそのキーホルダ可愛いね♪」
胡桃沢さんがそうやって
微笑みながら
ナツメさんの可愛いキーホルダーに触れて
話しかけるのを見て
あぁ、この人もナツメさんのことが
好きなんだってわかった。
ナツメさん胡桃沢さんの前で
優しい笑顔を見せるから
私は辛くなって
涙が溢れそうになるのを必死に堪えた。
ナツメさんが楽しそうに話してたり
ナツメさんが笑顔でいたり
ナツメさんが幸せなら
私は良いと思っていたはずなのに…
胡桃沢さんが隣で
一緒に笑っているのを見て
何故か悲しくなった。
