本当に申し訳なさそうにしている玲唯。 ―――人の為に、ここまで親身になってあげられるのか。 「先輩、先輩は悪くないですよ。 好きな人できたのは最近ですから。 先輩が気が付かなくても仕方ありません。」 「うーん、でもやっぱり悪いことしたな。」 玲唯はそう言って眉間に皴を寄せる。 そこでチャイムが鳴った。 「飯山先輩も、玲唯先輩がそこまで考えてくれることに感謝しているんじゃないですかね? じゃあ、チャイムが鳴ったので俺はもう行きますね。」 秀勝は保健室を後にした。