しかし、帆乃夏はもう一度口を開く。 「あ、私が苦手なのは理系教科だけだから、教えてもらえないかなって思ったの。」 納得したような表情の玲唯は帆乃夏にもう一つの質問をなげかける。 「そういうことなら数学は問題ないね。 でも、理科の選択は何? 私、物理と化学が選択なんだよ。」 その玲唯の言葉に困った表情になる帆乃夏。 「もしかして、生物か地学?」 「生物なの。」 答えた帆乃夏の声は消えそうなものだった。