「秀勝おまえ、ほんとひどいな。」 隣の席の芦屋鷹弥(アシヤ タカヤ)からの一言。 「なんで?今日は部活ないから荷物持っていきたいんだけど。」 「そういうことじゃないよ。 望月さん、秀勝と行動したいからじゃんけん勝ち抜いて 晴れて保健委員になったんだよ? これだからおまえみたいに人気者は…。 まあね、秀勝に言ってもしょうがないのは分かってるよ。」