「鷹弥?先輩のしょってる、あの黒いの何?」 2人はもう一度教室に向かい始めると秀勝が聞いた。 「あぁ、弓だよ。玲唯先輩コントラバス弾きだから。 今から昼練するんだよ、きっと。」 「コントラバス?あの身長で?」 玲唯の身長は160㎝弱しかない―――。 「うん。俺も初めてそう聞いたときはびっくりした。 でも、誰にも文句言わせないような演奏をする人だよ。」