「あ、椎名もいる。」 そう言った玲唯がいた。 「あ、玲唯先輩こんにちは。」 秀勝も「こんにちは。」と言ったが、 2人の共通点が分からずに首を少し傾けた。 「先輩と秀勝、知り合いなんですか?」 「そう。私が保健委員会の委員長で椎名が副委員長。 椎名、昨日はありがとう。」 「いえ、部活大丈夫でしたか?」 「うーん。悠の機嫌は微妙だったけど、 練習自体は問題なかったかな。」 「秀勝そんなことになってたんだ。ふっ。」 「うん、まあ。 頼むから笑わないで。」