素直な気持ち~好きになってもいいですか?~

やっべぇ……

マジで可愛い


こんな可愛い若菜ちゃんの水着姿、誰にも見せたくない。

つーか、今すぐ若菜ちゃんの事を抱きしめて、俺の腕の中に閉じ込めたい。


そんな衝動にかられた。


だけど、俺は若菜ちゃんの彼氏でも何でもない。


ただの友達。


いや、もしかしたら、若菜ちゃんは俺の事をただのクラスメートとしか思っていないかもしれない。


俺は必死に理性を保った。


「……若菜ちゃん、可愛いね。水着、似合ってる」


何か喋って気を紛らわせようと若菜ちゃんに話し掛ける。


だけど、若菜ちゃんは俺の言葉に、顔を真っ赤にし、あたふたしていた。