「若菜……。確か1年の終わりくらいからちょくちょく告白されてなかったっけ?そりゃぁ、繭花ほど頻繁じゃなかったけど」
胡桃は呆れながらそう言った。
「えっ?あれって冗談とかじゃないの?私、からかわれてるんだと思ってたけど」
「今まで若菜にコクってた人、かわいそう……」
繭花も胡桃も呆れた表情で私を見ている。
「だって、私、か……」
「また“可愛くない”って言うんでしょ!若菜、“私なんか”って自分を卑下するのやめな。胡桃にも言える事だけど。いつまでも、中学の時に言われた事気にしないの。若菜も胡桃も可愛いんだから、少しは自分に自信を持ちな」
私が“可愛くない”と言おうとすると、繭花に遮られた。
そして、なぜか胡桃も一緒に怒られていた――…
胡桃は呆れながらそう言った。
「えっ?あれって冗談とかじゃないの?私、からかわれてるんだと思ってたけど」
「今まで若菜にコクってた人、かわいそう……」
繭花も胡桃も呆れた表情で私を見ている。
「だって、私、か……」
「また“可愛くない”って言うんでしょ!若菜、“私なんか”って自分を卑下するのやめな。胡桃にも言える事だけど。いつまでも、中学の時に言われた事気にしないの。若菜も胡桃も可愛いんだから、少しは自分に自信を持ちな」
私が“可愛くない”と言おうとすると、繭花に遮られた。
そして、なぜか胡桃も一緒に怒られていた――…