素直な気持ち~好きになってもいいですか?~

「ねぇ、陸!ちゃんと話、聞いてるの?」

「あっ、ごめん」


俺はもう勉強に集中出来なくなっていた。


もう、亜希の事しか考えられない……


「もう……。じゃぁ、この問題解いてみて」


そう言いながら、亜希は頬を膨らます。


「なぁ、亜希……」

「なぁに?この問題わからない?」


亜希は俺の顔を覗き込む。


「俺……、亜希の事が好きだ」


そう言って、俺は亜希の腕を引っ張り、抱きしめた。


「えっ?陸?急にどうし……っん……」


俺の行動に驚く亜希の唇を塞ぐ。


俺は欲望のまま、亜希の唇を奪ったんだ。


俺の突然の行動に戸惑っていた亜希だけど、次第に亜希も俺のキスに応えてくれる。


そして、俺はそのまま亜希を押し倒した。