素直な気持ち～好きになってもいいですか？～

だけど、俺の受験のために、亜希に家庭教師を頼む事になった。


ぶっちゃけ俺はバカだ。


亜希はというと、頭が良い。


だから、俺の母親が亜希の母親に頼んだんだ。


亜希が家庭教師をしてくれるという事は、亜希に会える。


俺は嬉しかった。


夏休みから俺の部屋で、亜希に勉強を見てもらう事になった。


物心がついた頃から亜希の事が好きな俺は、正直、緊張して勉強どころじゃなかったけど。


夏だから……


しかも一緒に居るのは幼なじみの俺。


だからなのか、亜希はいつもラフな服装が多かった。


タンクトップに短パン、みたいな。