いくら、繭花と胡桃がいても、一緒に勉強なんて緊張するよ。
胡桃の場合は、彼氏の五十嵐くんと一緒に居る事に緊張だけど、私の場合は男の子と一緒に居る事自体に緊張する。
そりゃ、胡桃と五十嵐くんが付き合うようになり、一緒に居る事が多くなったから、他の男の子達に比べて、水沢くんと五十嵐くんとは話せるようになったけど。
だけど、それでもまだ緊張する。
「胡桃は“緊張する”とか言うけど、五十嵐は胡桃と一緒に居たいんじゃない?それと、若菜は私達も一緒なんだから、男と喋る練習。一石二鳥じゃん!!」
繭花は笑顔で、しかも得意げに言った。
一石二鳥って……
それに、練習?
そんな練習いらないよ!
私と胡桃が黙っていると
「決まり!」
嬉しそうに繭花は勝手に決めてしまった。
繭花、なんか楽しんでない?
胡桃の場合は、彼氏の五十嵐くんと一緒に居る事に緊張だけど、私の場合は男の子と一緒に居る事自体に緊張する。
そりゃ、胡桃と五十嵐くんが付き合うようになり、一緒に居る事が多くなったから、他の男の子達に比べて、水沢くんと五十嵐くんとは話せるようになったけど。
だけど、それでもまだ緊張する。
「胡桃は“緊張する”とか言うけど、五十嵐は胡桃と一緒に居たいんじゃない?それと、若菜は私達も一緒なんだから、男と喋る練習。一石二鳥じゃん!!」
繭花は笑顔で、しかも得意げに言った。
一石二鳥って……
それに、練習?
そんな練習いらないよ!
私と胡桃が黙っていると
「決まり!」
嬉しそうに繭花は勝手に決めてしまった。
繭花、なんか楽しんでない?

