花火大会の数日後には学校が始まる。


繭花に話した事で、私の気持ちは少し落ち着いていた。


とはいえ、夜、一人になると、昔の事を思い出いしたりするけど。


その時は沈んだ気持ちになるけど、繭花や胡桃といる時は落ち着く事が出来た。


だから、


「もう大丈夫」


と二人には話していた。


これ以上、心配を掛けたくなかったから。


それに、時間が経てば、いつもみたいに笑えると思っていたから。