海に行った後も、私達は五人で遊んだりしていた。


夏休みも終わりに近づいた頃。


地元の花火大会がある。


私達はその花火大会に五人で行く事になった。


そして、三人で浴衣を着る事になり、繭花が私と胡桃の着付けもやってくれた。


「繭花、ホントすごいね……。何でも出来てすごいなぁ」


私はため息まじりに言った。


「簡単だよ?今度教えようか?」


そんな話をしながら、私と繭花と胡桃は待ち合わせ場所の駅に向かった。