「やめてっ、放してっ」


やっぱり男子の力は強い。
ビクリともしない。

もう連れていかれそうになった時、


「おい、お前ら。女子に手ぇ出してんじゃねぇぞ」

そう言われて男子達はすぐに逃げていった


そう言って助けてくれたのが、

颯斗君だった。


「大丈夫?」

「へ……?ぁ、だ、大丈夫です。
ありがとうございました。」

「気を付けなよ、女に飢えてる男子
今多いから、んじゃ」


その時は名前も学年も知らなかったけど、
あの時見た綺麗な顔立ちで
すぐにわかった。