先攻は相手チームの街角高校そして1回が始まった。
1番ショート神田君。しゃすと軽く言い打席に入った。こいつたしか東東京のスーパーカーと言われてる神田じゃねーか。だが、誰でも捩じ伏せるまずは、1球目派手に空振りさせてやる。と光田は思った。だが、実際そうならなかった。神田は、1球目からセーフティーバントをしてみせた。敵の意表を着いた神田は、出塁し、ノーアウト1塁になった。だが、光田も粘り強いピッチングで2、3番を抑えた。
4番ピッチャー東君。果たして俺のピッチングは、あいつに通用するのか?いや通用させてみせるこのチームのエースとして!!3球投げ終えカウントはツーストライクワンボール。そして4球目ストライークバッターアウト!!と言う声が響き渡った。そして「ウソ..だろ加速しやがっただと?」と呟き東は、ベンチに戻った。
「ナイスピッチ隼人次は打線で援護してやるよ。」と香山が言い放った。ピッチャーとしてこれ程頼もしい言葉はなかった。
1番乾がヒットを放ち、2番柏木が乾を送り、3番石丸もヒットを放ち、これでワンアウト1、3塁そしてバッターは、先程絶対打つと宣言した香山。そしてそれは、1球目の事だった。
カキンと音がして打球は、レフトスタンドに入った。
香山のホームランにより1回裏に成功学園に3点が入った。
そして両投手は7回まで好投を繰り返した。