__今は夏休み。
あの人をいじめて楽しむ同級生から逃れられる。
いじめると言っても、ほんの数人。
『お前学校来なくていいからっ、、』
『さっさと帰れよっ』
『デブデブー』
そんな人達もいるが。
『・・・。』
『キャハハッウケル~』
『フフッ、、』
知らない顔をする人もいる。
『あんなの気にしなくていいよっ』
『教室移動一緒にいこっ』
上っ面だけ優しくする人もいる。
「ホント嫌になる、こんな世界、、」
そう呟き、真夜中の3時なのにまたPCをやる。
唯一そのじめった居場所から逃げる方法は、二次元という空間だった。