「今日実家に行ってみたんですよ」 「あぁ、確か今日は休暇だものねぇ」 「はい。そこである衝撃的な事実を聞いたもので…」 なんでこんなことを話さねばいけないのだろう… 社長はこういう話が好きだ。 特に恋愛話にはすぐに食いついてくる。 だからみんな、社長の前での恋バナは避けている。 「へぇ~じゃあ私も衝撃的なこと、聞いちゃったんだ~!」 何なんだ。その勝ち誇ったような顔は。 地味にイラッとくる。 「なんとなんとぉ!」 「焦らさないでもらえますか…」