「ど…どうしよう………」 私、花江 日和はただいま最大のピンチに直面しています。 「まさか…ほんとに……」 私は手に持っているあるものを見て、放心状態になっていました。 そのあるものとは――― 「ほんとに妊娠しちゃったなんて……」 そう、妊娠検査薬です。