「いえ・・・すいません」 とりあえず頭を下げる。 頭がぼぉッとした。 熱が上がっているのかもしれない。 熱が出たのなんて、何年ぶりだろうか? ふと、彼女がほっと安心したように笑った。 「よかった。ここに来て、初めて喋ってくれた」 「・・・そうですっけ・・・?」 俺は、ベットの上に倒れこむ。 天音さんは、そんな俺に優しく布団をかけた。 なんか、母さんみたいだな、と考える。 「じゃあ、私、リビングいるから。何かあったら呼んで?」