「キミ、お名前は??」 「水島空」 水島・・・空。 そっか・・・空・・・。 「空か。いい名前だね」 「うん!!お母さんが付けてくれたんだぁ!!空、お母さん大好き!!おじちゃんの名前は??」 俺は、微笑んだ。 目の前にいるこの女の子が、愛しいと思った。 「溝端睦月だよ」 「空のお友達にもいるよ!!むつきくん!!」 「そっか」 女の子は俺にピースすると、笑顔で言った。