「久しぶりだね。元気だった??」 笑顔の天音さんが、俺を部屋の中に招き入れる。 「久しぶりって。2日ぶりだろ?? それは、久し振りって言うんスか??」 そんな言葉を言いながらも、俺の顔は、緩みっぱなしだった。 久し振りに会う天音さんが、愛しくてたまらない。 今にも抱きしめたい。 そんな衝動に駆られる。 抱きしめる代わりに、歩きながら俺は天音さんの肩に手を回した。 そして自分の方にグイッと引き寄せる。