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「あおさ」
しばらく寝転がっていた私達。
すると突然、歯切れの悪い言葉が聴こえてきた。
『どうしたんですか…?』
向き合った私達だったけど、遥斗先輩の表情は良くなかった。
「昨日の放課後、何してた?」
いつもとなにかが違う口調と表情からして、怒ってるのが分かる。
でも私、なにかしたっけ…?
『昨日は、千穂と買い物してたよ?』
遥斗先輩が「急用できた」と言って帰れなくなったから、久しぶりに千穂と帰った。
何も悪いことは、してないはず。
「んじゃあ、友達と帰る前」
遥斗先輩の表情は変わらず、無表情のまま言った。


