そんなことを考えていると、再びチャイムが鳴った。 あ、HR終わったんだ 「あおぉぉぉっ」 『わかったから…!』 私は千穂からの尋問を受け、昨日あったことを全部話した。 ――――――――― そして話を聞き終わった千穂は、目をキラキラさせている。 「おめでとうっ!」 そう言って、私が千穂に対して喜んだみたいに喜んでくれた。 そこに、尚もやって来る。 「上手くいったのか?」 「そうなんだってー!」 千穂、声でかいよ… 「良かったじゃん」 『まぁ…うん』 遥斗先輩のことがまた頭に浮かんだ。