_遥斗side



空と2人、屋上でサボってた時のことだった。



「あのさ、あおちゃんのことなんだけど…」



寝ようとしていた俺は、空に話かけられた。



あおという単語に体は正直で、


思わず小さく肩を揺らす。




「…なんだ」



身体を起こし、座っていた空に向かい合った。